2010年度 研究活動報告

青木研では一貫して、「超伝導」、「強磁性」、「分数量子ホール効果」 に代表される多体効果の理論を主眼に研究を 行っている。これらの現象では、電子相関(電子間斥力相互作用のために 生じる量子効果)により、ゲージ対称性が自発的に破れる。 一方、面白い物質構造から面白い物性物理を探る「物質設計」や、 非平衡における新奇な物性を探ることを、もう一本の柱としている。

1 超伝導

1.1 鉄系超伝導体

2008年に 発見された鉄系新超伝導体は、銅酸化物に対比される新しいカテゴリー の超伝導体であり、特に鉄という意外な元素 という点が興味深い。青木のグループは、 この理論の最初となるものの一つを 提出して以来、さまざまな発展をさせている。 最近の興味の焦点は、我々が提案した、今ではs±と呼ばれている ペアリング が、 どのような物質依存性をもつかである。 黒木、臼井(電通大)、大成(名大)、有田(東大工)と青木は、 第一原理計算からの5軌道模型を用い、フェルミ・ポケットの構造が 結晶構造によって変化し、特に鉄の面から測ったニクトゲン(As, P等)の高さが複数の スピン揺らぎの競合を支配し、 s±から、nodal s, dへのスイッチングが起きるという現象を示した[14]。 一方、永井(原研)、黒木、町田、青木は、ペアリングを決めるのに 重要である不純物効果について、 多軌道系超伝導体における不純物効果の一般論を議論した。 [51] また、Pandey, 紺谷、平島(名大)、有田、青木は、 鉄系超伝導物質においてスピン・軌道相互作用を考えると、 大きなスピン・ホール効果が期待されることを指摘した。 [52]

1.2 新有機超伝導体ピセン

カリウムをドープした固体ピセンC22H14がTC=7-20Kにおいて超伝導転移することが久保園(岡山大)らによって発見され、初めての「芳香族超伝導体」 として興味深い。超伝導機構の解明への第一歩として、 小杉と青木は三宅、石橋(産総研)、有田とともに、 固体ピセンの電子状態を第一原理計算により初めて求めた(Fig.1 )[55][63]。 固体ピセンの伝導帯は、ピセン分子のLUMOとLUMO+1から成る。 ドープされるKのピセン層状結晶への入り方には 複数の可能性が構造最適化から示唆され、 ドーピングとともに分子配向が変化するだけでなく 波動関数が分子からK原子に流れ込み、 フェルミ面の形状は次元性の異なる複数枚から成る。 現在、この仕事を他の芳香族分子にも拡張している。


Fig.1: Wannier wavefunctions in the conduction band of K-doped aromatic (picene) solid.[55][63]

1.3 銅酸化物高温超伝導体 ― 再訪

このように高温超伝導のファミリーが増えているが、 いまだに最高のTCをもつ 銅酸化物を現在の視点で再訪するのは意義深い。 銅酸化物のプロトタイプLa2CuO4 と 同じ結晶構造をもつHgBa2CuO4では、フェルミ面の ネスティングが悪いのに、 実験的にはTCが2倍以上高い、 という長年の謎があった。 榊原、臼井、黒木(電通大)、有田 と青木は、通常考えられている単一軌道模型を超え 2 軌道模型を構築することにより、 Hg系では2種の軌道が混じらず、 この効果がフェルミ面形状効果を凌駕し、 実験結果を説明するという結果を得て、 Phys. Rev. Lett.に出版した。 [0][53] 一方、銅酸化物の中で最高のTCをもつのは多層系である。 西口と青木は、 TCのピーク値をもつ3層系 (HgBa2Can-1CunO2n+2, n=1,2,3)に亘り、第一原理電子状態計算 によりバンド構造を求め、 多層系での高いTCはバンド構造だけでは説明できないことを 示した。[54][62] 強相関系に対してフェルミ面形状や バンド分散を取り入れられる強力な方法として、 高島(東北大理)、有田、黒木、青木は 汎関数繰り込み群法に着目し、従来無視されていた自己エネルギーの松原周波数空間を取り入れ、 相関関数や質量繰り込み因子を計算 した[15]

1.4 非銅酸化物における高温超伝導体設計

銅酸化物にアナロガスな高温超伝導体を銅以外で設計することは 簡単ではないが、 榊原、臼井、黒木、青木は、 ペロブスカイトLaAlO3/LaNiO3という超格子酸化物を 考えることにより超伝導を発現させる可能性を提案した。 [61]

1.5 多バンド超伝導体における集団励起モード

鉄系超伝導体の発見および複数原子種からなる冷却原子系の実現可能性より, 多バンド 超伝導や多バンド超流動の研究の重要性が 増している. 太田、町田(原研)、小山(東北大)と青木は、 多バンド(3バンド以上)に亘りゲージ対称性が破れた場合, 集団励起モードに単一バン ドでは見られない特徴が存在することを理論的に明らかにした[12]

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2 磁性

2.1 梯子光学格子上の冷却原子系の遍歴強磁性

金属強磁性(遍歴強磁性)は未だに固体物理の大きな 問題である。近年、レーザー冷却された フェルミ原子系にお いて電子相関由来の遍歴強磁性を実現することが重要な 課題となっているが、 奥村(原研、現在理研)、山田、町田(原研)と青木は、 two-leg ladder(Fig.2 ) 構造の光学格子上の冷却フェルミオン原子系で 強磁性を実現することを考え、密度行列繰り込み群法を用いてて、トラップのための粒子密度が空間変化するために、スピン・インバランスが強い条件下では、完全強磁性、部分偏極、非偏極 が空間分離して出現することを見出した。[1]


Fig.2 An optical ladder lattice for cold fermionic atoms.[1]

2.2 有機物における遍歴強磁性の物質設計

非磁性元素からなる物質で強磁性体が作れるかという問題は チャレンジといえる。 有田、諏訪(日立基礎研)、黒木、青木は、 新有機物(五員環dimethylaminopyrrole のポリマーやオリゴマー)において周期的アンダーソン模型的な 磁性が発生することを予言した。[2]

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3 Multiferroic系

強磁性と強誘電性など、複数の秩序が共存する multiferroic系に興味がもたれているが、 見上、岡、青木は、パリティーの異なる軌道から成る 多軌道多体模型を考えると、uniformな 強磁性と強誘電性が共存する可能性がHund結合により 強まる相図や、multiferroicな場合の集団 励起(electromagnon)分散を求めた。 [33][34][56][64] 見上はこの成果を修士論文にまとめた[70]

4 トポロジカル系

4.1 グラフェン量子ホール効果とカイラル対称性

グラフェン(炭素原子一層の蜂の巣格子)は massless Dirac粒子のバンド分散をもち、特異な量子ホール効果 も実験的に観測され興味を集めている(昨年度ノーベル物理学賞)。 グラフェン量子ホール効果は典型的なトポロジカル系であるが、 特に、massless Dirac粒子特有の N=0ランダウ準位は特異である。 河原林(東邦大)、初貝(筑波大)、青木は、rippleをもつ グラフェンでは、カイラル対称性[44]が保たれ、 スケーリングの固定点のような異常な振る舞いが保たれることを 見出した[3][18][59]。 有川、初貝(筑波大)、青木は、グラフェン端状態のカイラル対称性の破れに対する安定性を議論した[57]

4.2 格子模型におけるDiracコーンの操作

Massless Dirac粒子はアノマリー(コーン1個当たり、e2 /hの1/2倍のホール伝導度を担う)を実現するが、通常の蜂の巣格子では、2つのディラック・コーンが 縮退して現れるために、 半奇数は現れない。 そこで渡辺、青木は初貝とともに、各コーンからの寄与が、EFの変化に対して半奇数系列 であることを、Fig.3 のように2つのコーンの縮退が解ける格子模型を考案して、 確認した。[5][42][43][58] また、河原林、初貝、森本、青木は、傾いたディラック・コーン (Fig.3 、或る種の有機物で実現)では通常のカイラル対称性は崩れるが、 N=0ランダウ準位の特異性は不思議にも残り、 これは拡張されたカイラル対称性を新たに導入すれば 説明されることを 示した[4][66]


Fig.3: Various types of Dirac cones.

4.3 THz領域における「光学ホール効果」

量子ホール系では静的ホール伝導度が量子化されるが、 森本、初貝、青木は、 光学ホール伝導度(ac Hall conductivity、関与する 周波数帯はTHz域)がどうなるかに着目し、 通常の量子ホール系およびグラフェンに対して、 光学ホール伝導度においても ホール・プラトーが意外にもrobustに残り、 アンダーソン局在の効果として理解される ことを見出していた[19]。 これは、近年のTHz分光の実験的技術の進展により、Faraday回転角 等によって測定されることが期待されたが、 実際、池辺,森本,枡富,岡本,青木, 島野は、量子ホール系のTHz帯におけるFaraday回転角の測定をGaAs/AlGaAsを用いて行い、光学ホール伝導度のランダウ準位占有率が整数の近傍での プラトー的構造を検出した。この結果はPhys. Rev. Lett.に出版された[6][29]。 アンダーソン局在の性質はスケーリング解析をすることが必須となるが、 森本、Avishai (Ben Gurion大)、青木は、 光学ホール伝導度の動的スケーリング解析を行い、 動的スケーリングが成り立 つことを見いだした。[7][35][36][60]

4.4 グラフェンの多体状態、量子ドット

グラフェン量子ホール系でN=0 Landau準位の分裂を示唆する 実験があり、多体効果の可能性に興味がもたれる。 濱本、初貝(筑波大)、青木は、半分詰まったN=0 Landau準位 の多体状態を厳密対角化 法を用いて解析し、カイラル凝縮相やボンド秩序との関係に ついて議論した。[65] 一方、電子を小さな領域に閉じ込める量子ドットでは様々な量子効果 が発現し得るが、グラフェンにおける massless Dirac粒子は所謂Kleinのパラドックスの ために、普通の方法ではドットに閉じ込められない。 Maksym, Roy (Leicester大), Craciun, Russo (Exeter大), 山本、樽茶(東大工)、青木は、磁場をかければこの問題を解決して ドットができることを理論的に示唆した[21]

5 非平衡・非線形現象

5.1 強相関電子系の非線形伝導

電子間斥力によって電気伝導が凍結しているモット絶縁体に強い電場をかけた時の非線形電流は 注目を集めている。 絶縁破壊のthreshold的振舞いは量子トンネル効果(多体Schwinger-Landau-Zener機構)から説明できることが数値計算および 解析的手法により明らかにされているが、非線形電流の時間発展は無限系では詳細には調べられていなかった。岡はEckstein, Werner (ETH)とともに、非平衡動的平均場理論を強電場中のハバード・モデルに適用し た。その結果、有限温度における電流には 量子トンネル効果による寄与があり、これは多体Schwinger-Landau-Zener機構によって生成したキャリアが実際に電流として測定される ことを示している。この結果はPhys. Rev. Lett.に出版された[10]

5.2 モット絶縁破壊とベーテ解の非エルミート拡張

厳密可解模型から、Landau-Zener敷居電場がハバード・モデルにおいて 熱力学極限で発散してしまう困難を探ることも興味深い。 岡、青木は量子トンネル現象に対するDykhne-Davis-Pechkas理論をハバード模型に適用し、 非エルミート化されたハバード模型が自然に出現することが分かり、 厳密(Bethe仮説)解を拡張することによって数値計算と整合する結果を得た。 [8]

5.3 バイアス電圧下の超伝導転移

岡と青木は電極から印加されたバイアス電圧等によって非平衡状態にある強相関電子系の相転移現象を記述する手法 としてFLEX+Keldysh法を開発し、これを電極と接合した2次元ハバード・モデルに適用し、d-波超伝導および反強磁性がバイアスにより制御でき ることを示した[9]

5.4 強相関格子系におけるac電場による相互作用の 斥力・引力転換と非平衡超伝導

フェルミオン間の相互作用を制御することは、(冷却原子系における Feshbach共鳴を除いては)普通は困難であるが、 辻、岡、Werner、青木は、ac電場を用いた非平衡状態では、 斥力を引力にすら転換できる新奇な方法を 提案した。 すなわち、強いac外場中では、状態がFloquet状態(光子を着た 状態)になるためにバンド構造が反転し得るが、ac外場を突然 印加すると負の温度(Fig.4 )が実現し、この場合、粒子間相互作用は 実効的に反転することを密度行列の 議論から示唆し、斥力から引力への変化を実際に 非平衡動的平均場理論により数値的に確認した。 この結果はPhys. Rev. Lett.に出版予定である[11][40][41][67]。 辻は、強いac外場中におけるFloquet法と 動的平均場(DMFT)を組み合わせた枠組みを開発してきたが[20][68]、 以上結果も含め、博士論文にまとめた[69]


Fig.4: Positive and negative T situations in an inverted band in intense ac fields.[11]

5.5 光誘起されたゼロ磁場中グラフェン・ホール効果

岡、青木は、強い円偏光を照射するとグラフェン中の Dirac粒子が光誘起dcホール効果を発現する可能性を 見出した[17][25]。 光誘起ホール効果は既存のホール効果とは異なり無磁場で生じ、 円偏光の非線形効果に伴って電子がディラック点の周回する 際に獲得する非断熱ベリー位相(Aharonov-Anandan位相)によって発生するという意味で、トポロジカルな性質が非平衡で発現される。光学実験によってこの現象を検証する方法についても提案を行った[37]

5.6 AdS/CFTを用いたQCD模型における熱化現象

最近、ホログラフィック法(AdS/CFT双対性)が注目を集めて いるが、これを、強相関電子系とよく似た特性を示すことが知られているQCDに適用することにより、閉じ込め・非閉じ込め相転移をまたぐ ダイナミックスを解析することが可能となる。 岡は橋本(RIKEN),飯塚(CERN)と共に閉じ込め相において 粒子数を突然変化させた時の系の振る舞いを調べ、 非閉じ込め相へと転移し、系が熱化することが 示唆された。

5.7 t Hooft法によるナノチューブのエキシトンの解析

炭素ナノチューブの光学特性を理解する上でエキシトンは重要であり、 特に金属ナノチューブにおけるエキシトンは強い量子ゆらぎのために強結合効果が支配的となる。 岡、青木は光円錐量子化に基づき1+1次元のQED模型のエキシトン 励起を解析した[38]。 その結果、第一バンド間遷移に対応するエキシトン励起が 金属ナノチューブにおいては 正の束縛エネルギーを持ち、波動関数は 対称性の自発的破れに伴う特徴を示すことがわかった。

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6 フォトニック平坦バンドの設計

フォトニック・バンドを実現する方法には様々あるが、 遠藤、岡、青木は、金属導波管のnetworkが、``tight-binding photonic band”を系統的に実現する新しい方法であることを理論的に提案した[13][25]。これにより、 photonic bandを設計することができ、最近興味がもたれている、「重い光子」(光速ゼロの光)が、カゴメ格子のような平坦バンド格子で実現されることを予言した。

7 その他

青木と大栗(Caltech/IPMU)は、 物性物理と素粒子物理の交流から新しい 学際的な世界が拓けるという観点から、 Condensed Matter Physics Meets High Energy Physicsを、IPMU Focus Weekとして開催し、その報告を行った[23]。 総合報告として、青木は、 物性物理と場の理論[46]、 南部理論と超伝導[24]、 超伝導体における集団励起[30]、 多バンド超伝導[45]、 鉄系超伝導[47]、 強相関系の物理と光格子[48]、 強磁場[49]、 量子ホール効果[22]、 グラフェン・ディラック電子[26][27][28][31]等のテーマで、また 岡は強い場の元での非平衡凝縮系物理[32][39][50]のテーマで講演、解説、執筆を行った。

\category報文 \subcategory原著論文

  1. Hirofumi Sakakibara, Hidetomo Usui, Kazuhiko Kuroki, Ryotaro Arita and Hideo Aoki: Two orbital model explains why the single-layer Hg cuprate have higher superconducting transition temperature than the La cuprate, Phys. Rev. Lett. 105, 057003 (2010).
  2. M. Okumura, S. Yamada, M. Machida and H. Aoki: Phase-separated ferromagnetism in spin-imbalanced Fermi atoms loaded on an optical ladder: a DMRG study, Phys. Rev. A 83, 031606(R) (2011).
  3. Yuji Suwa, Ryotaro Arita, Kazuhiko Kuroki and Hideo Aoki: First-principles study of ferromagnetism for an organic polymer dimethylaminopyrrole --- a realization of organic periodic Anderson model, Phys. Rev. B 82, 235127 (2010).
  4. Tohru Kawarabayashi, Takahiro Morimoto, Yasuhiro Hatsugai and Hideo Aoki: Anomalous criticality in the quantum Hall transition at n=0 Landau level of graphene with chiral-symmetric disorders, Phys. Rev. B 82, 195426 (2010).
  5. Tohru Kawarabayashi, Yasuhiro Hatsugai, Takahiro Morimoto and Hideo Aoki: Generalized chiral symmetry and stability of zero modes for tilted Dirac cones, Phys. Rev. B 83, 153414 (2011).
  6. Haruki Watanabe, Yasuhiro Hatsugai and Hideo Aoki: Half-integer contributions to the quantum Hall conductivity from single Dirac cones, Phys. Rev. B 82, 241403(R) (2010).
  7. Y. Ikebe, T. Morimoto, R. Masutomi, T. Okamoto, H. Aoki and R. Shimano: Optical Hall effect in the integer quantum Hall regime, Phys. Rev. Lett. 104, 256802 (2010).
  8. Takahiro Morimoto, Yshai Avishai and Hideo Aoki: Dynamical scaling analysis of the optical Hall conductivity in the quantum Hall regime, Phys. Rev. B 82, 081404(R) (2010).
  9. T. Oka and H. Aoki: Dielectric breakdown in a Mott Insulator: many-body Schwinger-Landau-Zener mechanism studied with a generalized Bethe ansatz, Phys. Rev. B 81, 033103 (2010).
  10. T. Oka, H. Aoki: Nonequilibrium magnetic and superconducting phases in the two-dimensional Hubbard model coupled to electrodes, Phys. Rev. B 82, 0645160 (2010).
  11. M. Eckstein, T. Oka and P. Werner: Dielectric breakdown of Mott insulators in dynamical mean-field theory Phys. Rev. Lett. 105, 146404 (2010).
  12. Naoto Tsuji, Takashi Oka, Philipp Werner and Hideo Aoki: Changing the interaction of lattice fermions dynamically from repulsive to attractive in ac fields, Phys. Rev. Lett., to be published.
  13. Yukihiro Ota, Masahiko Machida, Tomio Koyama and Hideo Aoki: Leggetts collective modes in multiband superfluids and superconductors --- Multiple dynamical classes, Phys. Rev. B 83, 060507(R) (2011).
  14. Shimpei Endo, Takashi Oka and Hideo Aoki: Realization of tight-binding photonic bands in metallophotonic waveguide networks with application to a flat band in kagome lattice, Phys. Rev. B 81, 113104 (2010). \subcategory国際会議録(一般発表)
  15. Kazuhiko Kuroki, Hidetomo Usui, Seiichiro Onari, Ryotaro Arita and Hideo Aoki: Pnictogen height as a switch between high Tc nodeless and low Tc nodal pairings in the iron based superconductors, Physica C 207, S416 (2010).
  16. Hirokazu Takashima, Ryotaro Arita, Kazuhiko Kuroki and Hideo Aoki: Functional renormalization group beyond the static approximation and its application to the two-dimensional Hubbard model, Physica C 207, S35 (2010).
  17. Takashi Oka and Hideo Aoki: Non-equilibrium superconductivity in a correlated electron system studied with the Keldysh+FLEX approach, Physica C 207, S928 (2010).
  18. Takashi Oka, and Hideo Aoki: Photovoltaic Berry curvature in the honeycomb lattice, J. Phys. Conf. Ser. 200, 062017 (2010).
  19. Tohru Kawarabayashi, Yasuhiro Hatsugai and Hideo Aoki: Landau level broadening in graphene with long-range disorder --- Robustness of the n=0 level, Physica E 42, 759 (2010).
  20. Takahiro Morimoto, Yasuhiro Hatsugai and Hideo Aoki: Optical Hall conductivity in 2DEG and graphene QHE systems, Physica E 42, 751 (2010).
  21. Naoto Tsuji, Takashi Oka, and Hideo Aoki: Nonequilibrium steady states in correlated electron systems --- Photoinduced insulator-metal transition and optical response, J. Phys.: Conf. Ser. 200, 012212 (2010).
  22. P. A. Maksym, M. Roy, M. F. Craciun, S. Russo, M. Yamamoto, S. Tarucha and H. Aoki: Proposal for a magnetic field induced graphene dot, J. Phys.: Conf. Ser. 245, 012030 (2010). \subcategory著書
  23. Hideo Aoki: Integer quantum Hall effect (a chapter in Comprehensive Semiconductor Science \& Technology ed by P. Bhattacharya, R. Fornari and H. Kamimura, Elsevier, 2011). \subcategory国内雑誌
  24. 青木秀夫、大栗博司:物性物理学と素粒子物理学の対話 ― IPMUフォーカス・ウィークの報告、日本物理学会誌 65, 638 (2010)。
  25. 青木秀夫、初田哲男:超伝導への傾注 --- 物性物理とハドロン物理から、 数理科学 2010年9月「南部陽一郎」特集号、p.14。
  26. 岡 隆史、青木秀夫:グラフェンにおける光誘起ホール効果と カゴメ・フォトニック結晶における光の局在、 光学 39, 445 (2010)。
  27. 初貝安弘、青木秀夫:グラフェンの物理、 固体物理 45, 457 (2010)。
  28. 青木秀夫:ディラック電子、固体物理 45, 753 (2010)。
  29. 岡 隆史、青木秀夫: グラフェンのトポロジカルな性質とその光制御、 表面科学32, 196 (2011)。
  30. 森本高裕、池辺洋平、島野 亮、青木秀夫: 光で見る量子ホール効果、日本物理学会誌 66 (2011)、印刷中。 \category学術発表 \subcategory国際会議 \subsubcategory招待講演・総合報告
  31. Hideo Aoki: Collective modes in multi-band superfluids and superconductors (PLASMA2010, Hirosaki, May 2010).
  32. Hideo Aoki: How can we manipulate graphene physics --- chiral symmetry, topology and optics (UK-Japan Graphene Workshop, Lancaster, Feb. 2011).
  33. Takashi Oka: Strong field physics in condensed matter (PIF2010, arXiv:1102.2482). \subsubcategory一般発表(会議録掲載以外)
  34. Takahiro Mikami, Takashi Oka and Hideo Aoki: Hund’s-coupling-induced multiferroicity in muti-band insulators (SPQS2010, Tokyo, Aug. 2010).
  35. Takahiro Mikami, Takashi Oka and Hideo Aoki: Ferroelectricity-ferromagnetism coexistence and electromagnons in multi-band electron systems (APS March Meeting, Dallas, Mar. 2010).
  36. Takahiro Morimoto, Y. Avishai, Hideo Aoki: Dynamical scaling analysis of the optical Hall conductivity in the graphene quantum Hall system with various types of disorder (HMF19, Fukuoka, Aug. 2010).
  37. Takahiro Morimoto, Yasuhiro Hatsugai, Hideo Aoki: Dynamical scaling analysis of the optical Hall conductivity in the quantum Hall regime (APS March Meeting, Dallas, Mar. 2011).
  38. Takashi Oka, and Hideo Aoki: All optical measurement proposed for the photovoltaic Hall effect (HMF19, Fukuoka, Aug. 2010; arXiv:1007.5399).
  39. Takashi Oka and Hideo Aoki: Possible confinement phase in carbon-nanotubes and the extended massive Schwinger model (APS March Meeting, Dallas, Mar. 2011).
  40. Takashi Oka: Strong field physics in a strongly correlated system (DMQS2011, Tokyo, Feb. 2011).
  41. Naoto Tsuji, Takashi Oka, Philipp Werner and Hideo Aoki: Ac-induced many-body interaction and superconductivity in correlated fermion systems (SPQS 2010 , Tokyo, Aug. 2010).
  42. Naoto Tsuji, Takashi Oka, Philipp Werner and Hideo Aoki: Correlated fermions driven by ac fields: transition from repulsive to attractive interaction (Boulder School for Condensed Matter and Materials Physics, Boulder, July 2010).
  43. H. Watanabe, Y. Hatsugai and H. Aoki: Manipulation of the Dirac cones and the anomaly in the graphene related quantum Hall effect (HMF19, Fukuoka, Aug. 2010; arXiv:1009.1959).
  44. Haruki Watanabe, Yasuhiro Hatsugai, and Hideo Aoki: Decomposition into half-integer quantum Hall numbers from Dirac cones in a graphene-related lattice model (APS March Meeting, Dallas, Mar. 2010).
  45. Y. Hatsugai, T. Kawarabayashi, T. Morimoto and H. Aoki: Chiral symmetry in graphene (Graphene Week, Maryland, Apr. 2010). \subcategoryColloquia
  46. Hideo Aoki: How can we manipulate multiband superconductors --- iron-based and aromatic compounds (ETH Z\"urich, July 2010). \subcategory国内会議 \subsubcategory招待講演
  47. 青木秀夫:物性物理と場の理論 (基研研究会「場の理論と超弦理論の最前線」、July 2010).
  48. 青木秀夫:鉄系超伝導 (基研研究会「熱場の量子論」、Aug. 2010).
  49. 青木秀夫:強相関系の物理と光格子 (量子情報処理プロジェクト夏期研修会、 沖縄、Aug. 2010).
  50. 青木秀夫:量子ホール効果、超伝導 ― 理論から見た強磁場 (「強磁場コラボラトリー計画」シンポジウム、東大、Nov. 2010). \subsubcategory一般発表
  51. 岡 隆史:電子系における非平衡現象 --- 多体Schwinger-Landau-Zener機構・光誘起ホール効果(基研研究会「非平衡系の物理 -非平衡ゆらぎと集団挙動」、京都、Nov. 2010)。
  52. 永井佑紀、黒木和彦、町田昌彦、青木秀夫: 多軌道系超伝導体における不純物効果 (日本物理学会、大阪、Sept 2010)。
  53. S. Pandey, H. Kontani, D. S. Hirashima, R. Arita and H. Aoki: Investigation of the role of spin-orbit coupling on the transport properties of iron pnictide materials (日本物理学会、大阪、Sept 2010)。
  54. 榊原寛史, 臼井秀知, 黒木和彦, 有田亮太郎, 青木秀夫: 銅酸化物超伝導におけるフェルミ面へのdz2 軌道混成の効果と結晶構造の関係(日本物理学会、大阪、Sept 2010)。
  55. 西口和孝、黒木和彦、有田亮太郎、青木秀夫: 多層銅酸化物高温超伝導体HgBa2Can-1CunO2+2n+δの電子構造の研究(日本物理学会、大阪、Sept 2010)。
  56. 小杉太一、三宅 隆、石橋章司、有田亮太郎、青木秀夫: Kドープ・ピセン結晶の電子状態の第一原理計算 (日本物理学会、大阪、Sept 2010)。
  57. 見上敬洋、岡 隆史、青木秀夫: 多軌道多体模型での磁性・強誘電性共存とその相図 (日本物理学会、大阪、Sept 2010)。
  58. 有川晃弘, 青木秀夫, 初貝安弘: グラフェン端状態のカイラル対称性の破れに対する安定性 (日本物理学会、大阪、Sept 2010)。
  59. 渡辺悠樹, 初貝安弘, 青木秀夫: グラフェン関連模型における半整数量子ホール効果への分解 (日本物理学会、大阪、Sept 2010)。
  60. 河原林透, 初貝安弘, 青木秀夫: 不規則2層グラフェンのランダウ準位におけるカイラル対称性の効果 (日本物理学会、大阪、Sept 2010)。
  61. 森本高裕、Y. Avishai、青木秀夫: 量子ホール系における光学ホール伝導度の動的スケーリング (日本物理学会、大阪、Sept 2010)。
  62. 榊原寛史、臼井秀知、黒木和彦、青木秀夫: ペロブスカイト超格子酸化物LaAlO3/LaNiO3における 結晶場チューニングによる超伝導発現の可能性 (日本物理学会、Mar 2011)。
  63. 西口和孝、黒木和彦、有田亮太郎、青木秀夫: 多層銅酸化物高温超伝導体の電子構造と超伝導 (日本物理学会、Mar 2011)。
  64. 小杉太一、三宅 隆、石橋章司、有田亮太郎、青木秀夫: 様々な濃度のKドープピセンの第一原理的電子状態と構造最適化 (日本物理学会、Mar 2011)。
  65. 見上敬洋、岡 隆史、青木秀夫: 多軌道模型における強誘電・強磁性共存とエレクトロマグノン励起の理論(日本物理学会、Mar 2011)。
  66. 濱本雄治、初貝安弘、青木秀夫: 磁場中グラフェンにおける多体問題の厳密対角化 (日本物理学会、Mar 2011)。
  67. 河原林透、初貝安弘、森本高裕、青木秀夫: 傾いたディラックコーンのn=0ランダウ準位における 異常性とカイラル対称 (日本物理学会、Mar 2011)。
  68. 辻 直人、岡 隆史、Philipp Werner、青木秀夫: Ac外場中でのフェルミ粒子系の時間発展と多体相互作用の制御 (物性研短期研究会「外部場の時間操作と実時間物理現象」、東京、June 2010)。
  69. 辻 直人、岡 隆史、青木秀夫: 電子系の非平衡定常状態における非平衡関係式 (日本物理学会、Mar 2011)。 \subcategory学位論文
  70. Naoto Tsuji: Theoretical study of nonequilibrium correlated fermions driven by ac fields (博士論文, 2010年12月)。
  71. Takahiro Mikami: Theoretical study of multiferroicity in multi-band electron systems (修士論文, 2011年1月)。

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